元衆院議員の山尾志桜里さんに対して、一部ネット上から「厚顔無恥」と批判の声があがっているようです。
そこで今回は、山尾志桜里さんが厚顔無恥と批判される理由について調査してみました。
山尾志桜里が厚顔無恥と言われる理由3選
山尾志桜里さんが厚顔無恥と批判される理由として、以下の3つが考えられます。
- ガソリン代や議員パスの不正使用
- 不倫疑惑
- ゼロ回答会見
順番に見ていきましょう。
①ガソリン代や議員パスの不正使用
山尾志桜里さんが厚顔無恥と言われる理由のひとつめは、ガソリン代・議員パスの不正使用です。
ガソリン代不正
2016年、山尾志桜里さんは過去の政治資金収支報告書において高額なガソリン代を計上していたことが発覚。その総額は「地球5周分」にのぼるとも揶揄されました。
さらに、元秘書による不正請求も明らかになり、山尾志桜里さんはこの一件以来、しばしば「ガソリーヌ」という不名誉なあだ名で呼ばれています。
多額のガソリン代を支出していた問題について、元公設秘書が2011~12年に165件、計217万円の不正利用を認めたと明らかにした。
引用元:日本経済新聞
山尾志桜里さんは、ガソリン代不正については「すべて秘書がやった」という姿勢を崩さなかったため、「恥知らず」「厚顔無恥」と批判が寄せられているようです。
議員パスの不正
山尾志桜里さんは議員パスの不正使用も過去に問題になりました。
週刊誌の取材により、週末にマッサージや買い物、交際相手との面会など、職務とは無関係な移動に議員パスを使用する姿が複数回確認されています。
山尾志桜里さんは2025年6月10日の会見にて記者から「当時の議員パスの不正使用」について問われ、謝罪の言葉を述べました。

未熟でおごりがあった。本当に情けない。
しかし、謝罪はしたものの政治家を辞職するつもりはないため、「責任感がない」「反省の色が見えない」といった批判が強まり、厚顔無恥と評される要因となっているようです。
②不倫疑惑
山尾志桜里さんが厚顔無恥と言われる理由の2つめは、不倫疑惑です。
不倫発覚当時、倉持麟太郎弁護士には病気療養中の妻がいましたが、夫である倉持弁護士の不倫を知り悩んで苦しんだ挙句、妻は2020年10月に自ら命を絶ったと報じられています。
さらに、妻が亡くなった後も2人は不倫関係を継続しているとされ、批判が殺到しています。
山尾志桜里さんは不倫発覚当時、会見にて「男女の関係はない」「あくまでビジネスの関係」と不倫関係を否定していました。
しかし、会見で記者からの質問を一切受け付けず終了したことで、世間的には「不倫は事実」と考える人が多いようです。

当時、「逃亡会見」とか揶揄されていたね
この「逃げの姿勢」が多くの人に不信感を与え、「反省していない」「説明責任を果たしていない」といった批判が高まりました。こうした経緯から、厚顔無恥という評価につながっています。
③ゼロ回答会見
山尾志桜里さんが厚顔無恥と言われる理由の3つめは、ゼロ回答会見です。
この会見は約2時間半に及び、過去の不倫疑惑やガソリン代不正、議員パス私的利用など、これまでのスキャンダルについて説明責任を問う厳しい質問が相次ぎました。
しかし、山尾志桜里さんは核心部分の説明を避け続け、「ゼロ回答会見」として大きな批判を浴びました。
- ガソリン代不正については、「すべて秘書の責任」と主張し、自身の関与は否定
- 議員パスの私的利用については、事実を認めつつも「直接会って謝罪しなかったのが問題だった」と述べるに留まる
- 倉持麟太郎弁護士との不倫疑惑については、「8年前に説明したことがすべて」と繰り返し、「この場で新たな言葉を紡ぐことは控えさせていただきたい」と発言
山尾志桜里さんは、多くの質問に対し「控えさせていただきたい」「事情を知らない」と繰り返し、具体的な説明や新たな事実の開示はありませんでした。
そのため、記者からは「言えないならなぜ会見を開いたのか?」と怒号が飛び、「逃げずに答えます」と冒頭で語った言葉とのギャップが批判を招く事態となったようです。
山尾志桜里は厚顔無恥?SNSの反応
SNSやネット上では、山尾志桜里さんに対する厳しい意見が多数投稿されています。「説明責任を果たしていない」「反省の色が見えない」といった声や、「また出馬するのは厚顔無恥だ」とする批判的な投稿が目立ちます。特に、最新の記者会見で「事情を知らない」などの発言を繰り返したことが、ネットユーザーの反発を招いています。一方で、一部には「過去のことを蒸し返しすぎでは」という擁護意見も見られ、賛否両論が交錯しています。
山尾志桜里の厚顔無恥疑惑まとめ
山尾志桜里さんが「厚顔無恥」と批判される背景には、ガソリン代不正疑惑、不倫疑惑、議員パス不正使用疑惑といった一連の問題に対し、納得できる説明や反省の姿勢を十分に示してこなかったことがあります。また、公認取り消し後も参院選出馬への意欲を見せるなど、世間の批判に対して開き直ったように見える態度が、さらに批判を強めています。今後も、本人がどのように説明責任を果たしていくのかが注目されます1。