埼玉県鶴ヶ島市にある鶴ヶ島市社会福祉協議会の「中学生ゴミ出しボランティア」が物議をかもしています。
「中学生ゴミ出しボランティア」とは何か?何が問題になっているのか調査しました!
鶴ヶ島市の中学生ゴミ出しボランティアとは
「中学生ゴミ出しボランティア」とは、自分でゴミ出しをすることが困難な高齢者のために、地域の中学生が代わりにゴミ出しをしてくれるというボランティア活動のことです。
「中学生ゴミ出しボランティア」は、社会福祉法人 鶴ヶ島市社会福祉協議会が管轄しています。
「中学生ゴミ出しボランティア」を募るチラシ画像と動画
「中学生ゴミ出しボランティア」を募るチラシはこちらです。
中学生だけではなく、「小学生ボランティア」も活動を始めたようです。
また、鶴ヶ島市社会福祉協議会のHPでは、「中学生ゴミ出しボランティア」の活動概要を紹介する動画も公開されています。
「中学生ゴミ出しボランティア」が炎上した理由
続いて、「中学生ゴミ出しボランティア」が炎上騒ぎになっている理由をご紹介します。
理由①高齢者が小中学生を利用している
小中学生が高齢者の代わりにゴミ出しをすることについて、「高齢者が小中学生を利用している」と批判の声があがっています。
理由②小中学生の負担が大きい
小中学生はまだ子どもであるにも関わらず、他人の高齢者宅のゴミ出しをさせられるのは負担が大きいという意見もあります。
現代の小中学生は、学校での学習だけではなく、部活や塾や習い事と多忙な日々を送っています。
それに加えて高齢者の代わりにゴミ出しまでするのは負担が大きすぎるのではないか?とボランティアに参加している小中学生を心配する声が聞かれます。
理由③高齢者ばかり優遇されてズルい
現在の日本は超高齢化社会で、3人に1人が高齢者です。
高齢者の割合が高いため政治も高齢者の意見が反映されやすく、若者の利益は後回しにされがちです。そのことに公平感を感じている子育て世帯も少なくありません。
高齢者が優遇されていると感じている人たちにとっては、この「小中学生ゴミ出しボランティア」は火に油を注ぐような活動と言えるでしょう。
理由④小中学生だからタダ働き
有償ボランティアならまだしも、鶴ヶ島市の「小中学生ゴミ出しボランティア」は完全なる無償ボランティアです。
ゴミ捨てボランティア活動を行う小中学生に実質的なメリットはありません。
「小中学生の善意につけこんでタダ働きさせている」という批判があがっています。
理由⑤小中学生が危険な目に遭うリスク
ゴミ出しボランティアを依頼する高齢者宅に入ることで、小中学生が危険な目に遭うリスクを考慮していない、という意見もあります。
ゴミ出しボランティアを利用して、小中学生に危害を加える目的を持つ高齢者がいる可能性もないとは言い切れません。
小中学生の身の安全を心配する声が寄せられています。
鶴ヶ島市の「小中学生ゴミ出しボランティア」に対するSNSの声
鶴ヶ島市の「小中学生ゴミ出しボランティア」に対するSNS上の意見をいくつかご紹介します。
市が高齢者に「小中学生のゴミ出しボランティアを活用してね」って言うのありえない。
高齢男性の家に小中学生をひとりで行かせるなんて危なすぎ
市で業者を雇うべき。小中学生を利用しないで!
小中学生を使って高齢者のゴミ出し問題解決しようってのが無理
Xでは、「小中学生ゴミ出しボランティア」に対する否定的な意見がほとんどでした。
高齢者の代わりに小中学生がゴミ出しボランティアをするのは、世間的には反対の声が多いようです。
個人的にも、行政が業者を雇って対応すべきではないかと思いました。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!