早田ひな選手が強くなった理由5選!東京五輪の落選で覚醒!?深夜まで練習の努力家

パリオリンピック卓球女子シングルスで、早田ひな(はやた ひな)選手が初出場で銅メダルを獲得したことが話題になっていますね。

早田ひな選手の活躍ぶりに「覚醒した!?」「こんなに強かった?」と驚きの声があがっています。

そこで、早田ひな選手が強くなった理由を5つまとめました。

目次

早田ひな選手は「強くなった」と言われていますが、元々は強くなかったのでしょうか?

結論から申し上げますと、早田ひな選手は元々強い選手です。そして、東京オリンピック以降に早田ひな選手はさらに強くなったと言えます。

早田ひな選手は2024年7月30日現在卓球女子シングルス世界ランキング5位です。

世界ランキング5位は、日本女子選手の中でトップなので、現状日本で一番強いのは早田ひな選手と言っても過言ではありません。

それではなぜ今になって「早田ひな選手は強くなった」と言われているのでしょうか。

早田ひな選手が強くなった理由には東京オリンピック落選の過去が関係しています。

次章から説明していきますね。

早田ひな選手が強くなった理由は以下の5つです。

  • 早田ひな選手が強くなった理由①東京五輪に落選したから
  • 早田ひな選手が強くなった理由②圧倒的な練習量だから
  • 早田ひな選手が強くなった理由③努力家で地頭がいいから
  • 早田ひな選手が強くなった理由④バックハンドの技術が向上したから
  • 早田ひな選手が強くなった理由⑤メンタルコントロールが上手になったから

それぞれ解説していきますね。

①東京五輪に落選したから

早田ひな選手が強くなったと言われ始めたのは、東京オリンピックの代表に落選してからです。

2021年の東京オリンピックの団体戦メンバーの候補として名前が挙がっていた早田ひな選手ですが、結果としては落選しました。

早田ひな選手の悔しさは計り知れませんが、東京オリンピックの代表から落選したことがターニングポイントになったようです。

ただ、早田は違った。

代表から落選したことを知ったとき、決意したという。

「限界を作らないようにしよう」

思うだけでなく、即座に行動に移した。

食事の時間を削り、深夜まで練習に打ち込んだという。

引用元:NumberWeb

東京オリンピックに落選したことをきっかけに、早田ひな選手は限界を作らずに強くなることを決意し猛練習しました。

その結果、東京オリンピック代表選考時には世界ランキングが日本勢で6番目だった早田ひな選手が、

パリオリンピック出場時には世界ランキング5位に急浮上して日本勢トップに躍り出るほど強くなったのです。

②圧倒的な練習量だから

早田ひな選手が強くなった理由の2つ目は、圧倒的な練習量です。

もっと強くなるために、早田ひな選手は食事の時間を削ってまで練習時間を増やし、深夜まで練習に励みました。

そして、過酷な練習の中でも、早田ひな選手は明るく楽しみながら練習を頑張っていたというから驚きですよね。

早田が小学生の時から指導してきた石田大輔コーチは当時、「五輪の落選があって、だからこそ頑張りたいという気持ちが強かったと思う。僕以上に苦しい中でも、明るく楽しく練習を頑張っていた」と感無量の面持ちで語っていた。

引用元:NumberWeb

東京オリンピックの代表選考に落ちてから、パリオリンピック出場を目標に3年間も猛練習を積み重ねてきた早田ひな選手が強くなるのは必然とも言えます。

③努力家で地頭がいいから

早田ひな選手が強くなった理由の3つ目は、努力家で地頭がいいことです。

前述の圧倒的な練習量に加えて、早田ひな選手は対戦相手の分析も徹底的に行っていました。

データが少ない相手のため、前夜は何十回も映像を見返して弱点を探った。幼少期から早田を指導した「石田卓球N+」主宰の石田眞行氏(71)は「ひなは地頭がよく、いろんな観点から勉強している。卓球は知力が必要。ボールの回転、コントロール、相手のレシーブの構え、1球ごとにどの打点で返すかまで暗記している。打球予測の勘はもともといいから、マスターするのも早い。だからトップ相手でも戦える」と明かす。

引用元:夕刊フジ

対戦相手の映像を何十回も見返して研究するだけでなく、1球ごとの打点の位置まで暗記できるのは、早田ひな選手の地頭がいいからと言えます。

りす

ものすごい練習量+努力家+地頭がいい…早田ひな選手が強くなった理由がわかったよ

④バックハンドの技術が向上したから

東京オリンピックの代表から落選した後、早田ひな選手は得意だったバックハンドの技術を強化したと言われています。

早田が手に入れた新しい武器。それは、今まで以上に磨かれた「バックハンドの連打と強さ」だ。

(中略)

早田には新たな可能性を感じさせる、光るボールがたくさんあった。その多くは、これまでにないバックハンド強打だったように感じる。

引用元:REALSPORTS

早田ひな選手のバックハンドの強烈さと精度が増したと大絶賛されていますね。

早田ひな選手は身長166cmと高身長で、長い手足を駆使した打点の高さやリーチの長さも持ち味のひとつです。

バックハンドの技術が向上したことで、早田ひな選手はさらに強くなったと言えます。

⑤メンタルコントロールが上手になったから

早田ひな選手が強くなった理由の5つ目として、メンタルコントロールが上手になったことがあげられます。

早田ひな選手は、姉の影響を受けて4歳から卓球を始めて、現在24歳にして卓球歴はなんと20年以上です。

そんな早田ひな選手を小学生のときから指導している石田大輔コーチは、早田ひな選手が年齢を重ねたことで気持ちのコントロールができるようになったと評価しています。

10代の頃は勝ちたい気持ちで前のめりになり、得意の強打を連発するなど攻撃が単調になることもあったというが、石田コーチはあえて小さくまとめる指導をせず、長所に制限をつけなかった。

(中略)

20年1月の全日本選手権では、「勝ちたい、勝ちたい、となった時にバズーカを撃ちたくなる。その気持ちをグッと抑え込み、コントロールができるようになった。器用な選手ではないので、ゆっくりですけど、ちょっとずつ上げてきた」(石田コーチ)ことが女子シングルス初優勝につながった。

引用元:NumberWeb

スポーツ選手は、試合や練習中のストレスやプレッシャーを管理し、冷静な判断や集中力を維持することが求められます。

そのため、メンタルコントロールは極めて重要と言えます。

早田ひな選手は、技術面に加えてメンタルコントロールも向上したため、より強くなったと考えられますね。

【2024/08/03追記】早田ひな選手が見事3位決定戦を制して、銅メダルを獲得しました!おめでとうございます!

早田ひな選手が強くなった理由を解説してきましたが、早田ひな選手がパリオリンピックでメダルを獲得できる可能性はあるのでしょうか。

2024年8月2日時点では、早田ひな選手は銅メダルを取れる可能性が残されています。

早田ひな選手は、8月2日の卓球女子シングルス準決勝にて世界ランキング1位の孫穎莎(スイ・インシャ/中国)選手にストレートで敗北しました。

そのため、早田ひな選手は8月3日に行われる3位決定戦で、韓国代表の申裕斌(シン・ユビン)選手と銅メダルをかけて対戦する予定です。

シン・ユビン選手は世界ランキング8位で、早田ひな選手は同ランキング5位です。

ランキングだけ見ると、早田ひな選手が優位にも感じられますが、早田ひな選手は左腕にテーピングをして痛みに耐えながらオリンピックに臨んでおり、万全の体調とは言えません。

卓球女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク5位の早田ひな(日本生命)は、同1位の世界最強・孫穎莎(中国)に0―4で敗れて3日の3位決定戦に回った。
過去の対戦成績は15戦全敗、世界ランク1位で“ラスボス”ともいえる最強の敵と夢舞台で対峙したが、左腕には黒いテーピングを施すなど万全の状態ではなかった。痛み止めの飲んでのプレーだったが、最強ライバルは一切の隙を見せなかった。完敗を喫すると、早田の目に涙が浮かんだ。

引用元:スポニチ

早田選手は右利きですが、左手でラケットを持ってプレーするため、左腕の痛みは試合に大きく影響することは免れないでしょう。

心身ともに厳しい戦いになることが予想されますが、早田ひな選手が全力を出し切って悔いのない試合をできるよう応援していきましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次