「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のボーカル・今市隆二さんが、タクシー運転手への暴行と脅迫の疑いで書類送検されたことが分かり話題になっていますね。
一部では、メディアが「今市隆二メンバー」と呼称することに違和感を覚える人もいるようです。
そこで今回は、今市隆二さんが「容疑者」ではなく「メンバー」呼びされる理由について調査してみました。
今市隆二のメンバー呼びはなぜ?【理由3選】

今市隆二さんが「容疑者」ではなく「メンバー」呼びされている理由として、以下の3つが考えられます。
- 示談が成立しているから
- 中立的で無難だから
- メディアごとの自主ルールや配慮
順番に見ていきましょう。
①示談が成立しているから
今市隆二さんが「メンバー」呼びされる理由のひとつめは、示談が成立していることです。
引用元:Instagram
今市隆二さんは、2025年4月にタクシー運転手に対する暴行・脅迫疑いで警視庁に書類送検されました。
事件直後、今市隆二さん本人や所属事務所から、タクシー会社への謝罪と示談がすぐに申し入れられ、既に示談が成立していると公式に発表されています。
示談が成立すると、メディア側は「犯行が立証されておらず起訴も未確定」であるため、「容疑者」という断定的な言葉の使用を避けるケースが増えます。

示談が成立した場合は、「容疑者」とは呼ばないんだね

これは2018年の山口達也さん(当時TOKIO)の事例でも同じで、「被害者との和解」や「不起訴見込み」の段階では「容疑者」を使わず、「メンバー」などの肩書き呼称が使われていました。
本件につきましては、4月中に本人よりタクシー会社様へ謝罪と示談の申し入れを行い、現在、当該会社様との間では既に示談が成立しております
引用元:日テレニュース
②中立的で無難だから
今市隆二さんが「メンバー」呼びされる理由の2つめは、中立的で無難だからです。
引用元:Instagram
メディア各社は、犯罪報道における呼称について、「容疑者」「被疑者」「さん」呼びなどに慎重なガイドラインを持っています。
- 「さん」付けは、敬意や親しみを強く感じさせ、あたかも贔屓したかのような印象を与えるため、事件報道では極力避けられがち
- 逆に呼び捨てだと、失礼かつ無礼だと批判されることがある
こうした背景から、最近ではグループに所属する芸能人は、グループ名+「メンバー」という肩書きで中立性や無難さを重視し、「○○メンバー」と報じるケースが定着しつつあるようです。

メディアは呼称にも慎重にならないといけないんだね…
この方法なら、グループとの関係を明らかにしつつ感情的な色が薄まり、視聴者や当事者の違和感を最小化できます。
③メディアごとの自主ルールや配慮
今市隆二さんが「メンバー」呼びされる理由の3つめは、メディアごとの自主ルールや配慮です。
引用元:Instagram
メディアは、事件の重大性や社会的影響に応じて独自ガイドラインを設定しています。
- 被疑者が逮捕された場合は「容疑者」と呼ぶのが原則
- ただし「書類送検」で逮捕に至らなかった場合、または示談が成立している場合は「容疑者」と明言しないメディアも多い
- グループに所属している有名人や著名人では、「グループ名+メンバー」「肩書き名(ギタリスト・司会者)」など、事件報道専門の慣習がある
一方で、SNSや週刊誌、個人系メディアでは呼称がバラバラとなることも珍しくありません。
大手メディアが「メンバー」呼称を選ぶ際は、社会的反響や今後の起訴・不起訴の見通し、グループや事務所サイドの公式対応も考慮し、毎回事例ごとに慎重に判断されているようです。

報道したことでメディア側に火の粉が降りかかってくるのは避けたいよね💦
今市隆二のメンバー呼びはなぜ?|メディアに批判の声も
引用元:Instagram
メディアが今市隆二さんのことを「容疑者」ではなく「メンバー」呼びで報道していることに対して、一部ネット上ではメディアに対する批判の声が寄せられています。
「容疑者」ではなく「メンバー」と呼ぶことに「芸能人だから特別扱いされている」と指摘する意見も多く見られました。
もういい加減に「メンバー」はやめてくれ。
— 犬の鼻しっとり (@wanko_master) July 31, 2025
なんで特別扱いなんだよ。
「容疑者」に統一しろ!
【速報】三代目JSB 今市隆二メンバー書類送検 タクシーで運転手を脅したうえ、暴行を加えた疑い | TBS NEWS DIG (1ページ) https://t.co/b1Aiwwo35t
犯罪を犯したのだから「容疑者」と報じるべきだという指摘や、「メンバー」呼びに違和感を覚える人も少なくないようです。
別にどうでもいいニュースなんだけど、LDH 所属の J Soul Brothers の今市隆二がタクシー運転手に対し殺すぞと脅迫し足で蹴った疑いで逮捕された
— 🇯🇵佐藤一平🇯🇵 (@satosato2025) July 31, 2025
すごく 違和感が残るのはマスコミ各社が今市隆二 容疑者 と表現せずメンバーと報じていることだ
犯罪を犯したものは容疑者ときちんと呼びましょう!
同じ芸能人でも、広末涼子さんが看護師への暴行容疑で逮捕された際には「容疑者」と報じられたため、「今市隆二さんは忖度されているのでは?」と疑問視する声もありました。
引用元:X
前述した通り、今市隆二さんは被害者男性との示談が成立している状況だったため、多くのメディアが「メンバー」呼びで報じたことは間違いではありません。
しかし、一般人は「容疑者」一択であるのに対して、今市隆二さんのような芸能人は「メンバー」「俳優〇〇」など様々な呼称が用いられることから、不公平感を抱く人も多いようですね。

メディアも板挟みだね…
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 示談が成立しているから
- 中立的で無難だから
- メディアごとの自主ルールや配慮
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。